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脚の肉離れ

2021.08.06

肉離れ

脚の肉離れ

肉離れは、スポーツ中によく見かける怪我ですが、日常生活や仕事などでも起こることがあります。スポーツでは競技特性、
日常生活でも使い方次第で痛めてしまうことがあります。実際にどういう状態の事かというと,

〇強い筋収縮や過度な伸長によって筋肉が断裂した状態。

〇主な症状として、患部の疼痛・内出血、損傷部の陥凹がみられる状態。

肉離れとは、「自らの筋力あるいは介達外力によって、筋が過伸張(伸ばされ過ぎて)され筋が断裂するもの」をいいます。
陸上競技・サッカー・ラグビーなどに多く、スポーツジムでの運動、運動会で無理して走ってしまったお父さんなど、
競技にかかわらず起こる疾患です。特にハムストリングス(太ももの裏側)・下腿三頭筋(ふくらはぎ)の筋肉が断裂することが多いです。
肉離れの瞬間は部位によって多少異なりますが、後ろからふくらはぎを蹴られたような感覚や人によってはブチっと音がしたと言われる方もいます。

断裂と言っても程度の差があるため人によって治療方法も異なってきます。

Ⅰ型(軽傷):腱・筋膜に損傷がなく、筋肉内に出血を認める(出血型)
Ⅱ型(中等症):筋腱移行部の損傷を認めるが、完全断裂・付着部の裂離を認めない(筋腱移行部損傷型)
Ⅲ型(重症):筋腱の短縮を伴う腱の完全断裂または付着部裂離(筋腱付着部損傷型)

中等~重症の場合、ギプスの装着やテーピングをして安静にするなどの保存療法が望ましいですが
軽症の場合は「マッサージなどの手技」がかなり有効になってきます。
損傷部位の周りは筋肉が固まっているので、それをほぐすことによって血流の促進、筋肉の収縮、伸張がしやすくなるなど
早期の治癒が期待できます。
当院に来院された患者様の例を見てみましょう。

実際の症例
30代男性
スポーツジムで1時間走っていた際に後ろから下腿部(ふくらはぎ)を蹴られた衝撃があり痛めた。
症状は下腿下部内側に安静時痛、荷重時痛、歩行時痛、下腿三頭筋の伸張時痛、収縮時痛がみられました。
歩けますが脚を引きずった状態です。
肉離れの程度としては軽度の症状だったため、マッサージ適用と判断し施術しました。
施術後は少し痛みが残存したものの、足を引きずるほどの痛みは無くなりました。
その後、3日間ほど連続で治療し、痛みはほとんど無くなっていきました。
症状の程度にもよりますが、軽度の場合はマッサージでも十分に治ります。
ケガをしてしまった際には早めの治療が有効ですし、我慢すればもっと悪くなる状況もありえます。
お早めにご相談ください。

 

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