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野球部の腰痛

2022.09.14

野球部の腰痛

8月から9月にかけて、野球をしている学生は節目の季節ですね。引退をする子もいれば、チームの中心に学年が変わる子もいます。今回は、15歳のストレッチ中に腰を痛めてしまったキャッチャーの子について書いていきます。

痛めたきっかけは

最初は、軽く腰が張っているようなものを感じていました。走ったり、投げたり、バットを振るなど野球が出来ないほど痛いわけではないので、週末にある練習は続けてしていました。

その翌週も腰が張っていて違和感を感じながらも、いつもと同じように練習をつづけました。痛みが悪化したのは家に帰り、ストレッチをしようと開脚し斜めに体を倒した時です。”ズキっ”と痛みを感じました。たちまち、身体を動かそうとすると腰に痛みが走り、動けなくなりました。

原因は

部活動やスポーツを頑張っている子の腰痛で一番見逃してはいけないものがあります。それは”分離症・すべり症”と呼ばれるものです。筋肉や骨がまだ完全に出来上がっていない身体に、繰り返し負荷を掛けすぎると背骨の一部が疲労骨折を起こしてしまうことがあります。

「15歳で野球をしていて腰が痛い」これを聞くと、まずは骨に異常がないかを確認していきます。今回は骨ではなく、疲労が蓄積した筋肉を無理に伸ばし痛みが強くでてしまったものでした。

予防するためにどうするか

野球でキャッチャーをしているということを考えると、
・股関節の柔軟性を上げる(しゃがむ、捻るための柔軟性)
・背中を伸ばす(投げる、打つ時の柔軟性)

関節の可動域が小さいと、身体の動きも小さくなります。今回は、股関節と背骨の固さを補おうとして、腰を必要以上に使い過ぎてしまい痛めてしまいました。これを読んでいて、心当たりがある方は関節の可動域をしっかり上げていきましょう。

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