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2021.07.27
親御さんが子どもの手を引っぱったときや、子どもが肘を打ったあと、
腕を下につぶしたまま寝返りをうってしまったなど、片腕を「だらん」と下げたまま
動かさなくなってしまうことがあります。
「肘内障(ちゅうないしょう)」とは、肘にある輪状靭帯という輪っか状の靭帯と
橈骨頭(とうこつとう)がはずれかける「亜脱臼」を起こしてしまった状態であり、
輪状靭帯が発達していない1歳未満から6歳くらいの子どもに多い疾患です。
肘内障は骨に損傷がない為、骨折のような激痛を伴いません。
骨折すると骨を包んでいる骨膜が破れるため、動かさなくても「常に痛い」という状態が続きます。
特に骨折した部位を指で押すと激しく痛みますが、肘内障ではこのような症状はあまりみられません。
また、骨折した部位は腫れることがありますが、肘内障では腫れません。
このほか、腕は動かないものの手指が動くこと、手の指の変色なし(青白くない)、
手に触れた時の感覚があることも肘内障の特徴です。
感覚、運動、循環が正常に機能していることが判断できる場合は肘内障の可能性を疑い整復を試みます。
4歳女児
自宅で兄弟と遊んでいて腕を引っ張られてから右腕をだらんとして動かさなくなった。
泣くことはないが右腕を触らせてくれない為、何かの異常だと思い来院。
症状:腕を全く動かそうとしない。安静時痛なし。腫れ、熱感なし。手指は動かせる。手指の色正常。(循環障害なし)触られる感覚あり。
実際の症状の聞き取りから肘内障の可能性が高いため、整復を行いました。
整復後は何事もなかったように腕を使い、遊んでいました。
肘内障は子どもならだれでもなりうる疾患で、親御さんが見ていない間に起こることもあります。
遊んでいて急に腕を動かさなくなったり、触らせてくれないようなことがあれば肘内障の可能性があります。
親御さんが意図せず腕を引っ張ってしまった際に起こることも多いので、注意が必要です。
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